高性能シグナル・スペクトラム・アナライザ

R&S FSWの43GHzモデル販売開始

 ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役:笠井伸啓)は、2012年11月14日から、シグナル・スペクトラム・アナライザR&S FSWシリーズの最高周波数モデルR&S FSW43の販売を開始します。

 R&S FSWは、昨年9月の発売以来、他の追随を許さない真のハイエンド・アナライザとして高く評価されています。さらに高い周波数での測定要求に応えるため上限周波数を43.5 GHzに拡張しました。これによって、レーダー、衛星通信、EMIなどを中心にR&S FSWのアプリケーション対応範囲が広がります。合わせて販売を開始するR&S FSW-B21外部ミキサ接続オプションを使用すれば、880 GHzまでのスペクトラム測定に対応できます。R&S FSW43が新たに加わることによりR&S FSWシリーズは以下の4モデルに拡張されます。

・R&S FSW8:  2 Hz ~8 GHz
・R&S FSW13: 2 Hz ~13.6 GHz
・R&S FSW26: 2 Hz ~26.5 GHz
・R&S FSW43: 2 Hz ~43.5 GHz


<マイクロ波帯における圧倒的なアナログ性能>
マイクロ波帯における位相雑音、DANL、ダイナミック・レンジなどスペクトラム・アナライザの基本性能を決めるすべてのアナログ特性において、従来のハイエンド機を大きく上回る性能を実現しています。例えば、アナライザ自身の位相雑音は、40 GHz、10 kHzオフセットにおいて-118 dBc (Hz) というこれまでにない高性能を実現しています。これにより、キャリア近傍におけるスプリアス評価が格段に向上します。また優れた位相雑音特性を持ったレーダー・システム用信号源の評価を効果的に行えます。表示平均雑音レベル(DANL)は、プリアンプを使用した場合 -164 dBm/Hzを40 GHzで達成しており、これまで見逃していた微小信号も確実に効率良く評価することができるようになります(当社従来機から 3 dB改善)。

<110 GHzまで広帯域信号評価>
R&S FSW-B21外部ミキサ接続オプションは、1.3 GHzという非常に高いIF周波数を採用しています。これによって高調波ミキサを使って周波数拡張した場合でも、最大2.6 GHzの広帯域に渡ってイメージ信号の影響を受けないスペクトラム測定が可能になります。広帯域のレーダ信号や、WLAN 11adなどミリ波の広帯域通信信号などこれまで難しかったスペクトラム測定を効果的に行えます。

<160 MHz解析帯域幅による高分解能パルス評価>
最大160 MHzの解析帯域幅により、最小25 nsのパルス解析が可能です。また、レーダー信号の評価に最適なパルス解析機能により、パルス幅や立ち上がり/立下り時間などの基本パラメータ測定から、パルス内変調解析まで、簡単な操作で実行できます。優れた位相雑音特性や高速スプリアス評価と合わせて理想的なレーダー信号解析環境を実現します。

<高評価の新しいユーザ・インタフェース>
12.1インチのWXGAワイド・タッチスクリーンをフル活用した新しいユーザ・インタフェースはすでに非常に高く評価されています。例えば、新しい表示機能「マルチ・ビュー」を使うことにより、スプリアス、ACLR、コンスタレーションなど異なる測定結果を同一画面に表示できるため、外部PCやハードコピーに頼ること無く、その場で多面的な信号解析を行うことができます。

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ローデ・シュワルツについて

Rohde & Schwarzグループ(本社:ドイツ・ミュンヘン)は、エレクトロニクス分野に特化し、電子計測、放送、無線モニタリング、セキュアな無線通信において世界をリードしています。79年前に設立され、世界70カ国以上に拠点を持ち、約8400人の従業員を擁しています。グループの年商(会計年度2010/2011)は、16億ユーロに上ります。