無線通信の研究開発に最適

ハイエンド・ベクトル・シグナル・ジェネレータ R&S SMW200A販売開始

 ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役:笠井伸啓)は、2013年5月8日から、ベクトル・シグナル・ジェネレータR&S SMW200Aの販売を開始します。

 R&S SMW200Aは、1台で2つのRFジェネレータ(3または6 GHz)、4つのベースバンド・ジェネレータ(最大160 MHz帯域幅)、さらにフェージング・シミュレータを内蔵することができます。これによって、例えば、LTE-Advancedの開発に必要とされるキャリア・アグリゲーションやMIMOを用いた複雑な信号発生を、これまでにないシンプルな構成で実現します。また高い基本性能が次世代の無線通信を担う高性能なデバイスやシステムの正確な評価を可能にします。さらに最新のユーザ・インタフェースが評価効率を大幅に改善します。新しい無線通信技術の研究開発に無くてはならない1台と自負しています。

 当社のシグナル・ジェネレータ事業部長 Wolfgang Kernchen(ウォルフガング・ケルヘン)は次のように語っています。「私たちの新しいフラッグシップ機の、高い性能と使いやすさ、そして拡張性によって、私たちのお客様の開発効率が上がり、より早く製品を市場に投入していただけることを願っています」


MIMOやキャリア・アグリゲーションをシンプルに
R&S SMW200Aは、2つのRFパス(100 kHz~3/6 GHz)と4つのベースバンド・ジェネレータ(最大160 MHz帯域幅)を備えることができます。また内蔵フェージング・シミュレータは最大16本のチャネルを再現できます。したがって、ワンボックスでTD LTEの8 x 2 MIMOフェージングなどの複雑な信号発生に対応できます。さらに、非常にコンパクトなRFジェネレータ R&S SGS100A を追加することにより、最大で4本のRF信号を出力することができますので、WLAN 802.11acの 3 x3 あるいは4 x4 MIMOやLTE-Advancedの2コンポーネント・キャリアにおける 2x 2 MIMOにも、これまでにないシンプルなシステム構成で対応できます。

高い基本性能
R&S SMW200Aは、18 dBmの高い出力レベルや-139 dBc/Hz の優れたSSB位相雑音特性(1 GHz、20 kHzオフセット、代表値)などハイエンドのジェネレータにふさわしい基本性能を備えています。なかでも特筆される点は、160 MHzという広い変調帯域全体において、0.05 dB(実測値)という極めて優れたフラットネスを実現していることです。これによって、LTEやWLANなど広帯域のアプリケーションでも、簡単に正確なレベル設定ができます。

使いやすいユーザ・インタフェース
R&S SMW200Aは、信号源のブロック図に沿ったグラフィカル・ユーザ・インタフェースとタッチパネルにより、直感的で効率の良い信号設定が可能です。また、LTEなどの主要なデジタル規格については、基本的な設定があらかじめ用意されています。特にLTEおよびWCDMAについては、3GPPの規格試験を効率よく行うためのウィザードが用意されているため、妨害波やフェージングを含む信号設定にかかる時間を大幅に削減できます。

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ローデ・シュワルツについて

Rohde & Schwarzグループ(本社:ドイツ・ミュンヘン)は、エレクトロニクス分野に特化し、電子計測、放送、無線モニタリング、セキュアな無線通信において世界をリードしています。80年前に設立され、世界70カ国以上に拠点を持ち、約8700人の従業員を擁しています。グループの年商(会計年度2011/2012)は、18億ユーロに上ります。