スカパーJSAT株式会社が4K60Pテストプロダクション環境に
R&S®CLIPSTER®を採用

 ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役:笠井伸啓)は、株式会社フォトロンの協力の元、スカパーJSAT株式会社様(本社:東京都港区赤坂 代表取締役執行役員社長 高田真治 以下、スカパーJSAT)により、4K60Pテストベッドの一環である4K60PのDPXやXAVCコーデックをベースとした簡易編集・カラーコレクション用途で使用される「ポスト・プロダクション・システム R&S®CLIPSTER®」が採用されたことをご報告いたします。

R&S®CLIPSTER®はSDから4K60Pまでの幅広いフォーマットに対応したDIワークステーションで、制作現場で使用される非圧縮から圧縮までの様々なファイル形式をネイティブに扱うことができるシステムです。4Kまでの編集、ズーム&パン、カラーコレクションやSony F55、Canon C500をはじめとするデジタルシネマカメラからのRAW現像などをリアルタイムに処理するほか、非常に高速な処理が可能なDCP、IMF、AS-02作成をはじめとするマスタリング、3D立体視映像制作など幅広い分野で活躍する製品です。


次世代放送サービスの早期実現を目指し、送受信に関する規定や仕様の検討、実証、試験放送などを行うことを目的として、2013年に一般社団法人次世代放送推進フォーラム(以下、NexTV-F)が設立されました。そのNexTV-Fにおいて、スカパーJSAT は、2014年度に開始予定の4K衛星放送に向けた4Kの撮影から制作、送信までのワークフロー検証実験を担っており、スカパー東京メディアセンターに4Kテストベッドを構築されました。制作環境の機材選定において4K60Pのリアルタイム編集・再生システムが必要だったため、以前よりいち早く4K制作に対応し、十分な実績のある R&S®CLIPSTER®が2台採用されました。最終的な制作コーデックとしてXAVCが採用されたことに伴い、当社はスカパーJSATの要望にこたえるべく、 R&S®CLIPSTER®で新たに600Mbpsおよび960Mbps両ビットレートにおける4K60P XAVCの再生、別ファイル形式からのトランスコードをサポートし、更に従来のRec.709とUHDTVのRec.2020の相互色空間変換を行う3D LUTも搭載しました。また、撮影検証で使われるデジタルシネマカメラSony F55およびCanon C500のリアルタイムRAW現像にも対応しました。

ローデ・シュワルツ社ブロードキャスト&アプリケーション リージョンマネージャーのサイモン ロアーズは「SDTVからHDTVへの変化も大きなものでしたが、HDTVからUHDTVへの変化は飛躍的進歩になります。ローデ・シュワルツ社は引き続き放送業界の要望に答えるべく、UHDTVのような新しい技術への投資を行ってまいります。今回はスカパーJSAT様のワークフローに対応すべく、R&S®CLIPSTER®に4K60PのXAVCファイルをベースバンドでリアルタイムに再生する機能を追加いたしました。」とコメントしています。

スカパーJSAT 技術運用本部 放送技術部 制作技術チーム長の柴崎 正一氏は「R&S®CLIPSTER®は既に国内外に多数の導入実績があり、また4K60PのXAVC制作にいち早く対応した信頼できる数少ないシステムであったことが採用の大きな決め手でした。4K検証実験では、RAWデータの簡易編集やXAVCファイルへのトランスコーダーとして利用され、今後は4Kコンテンツ制作で大いに活用していくことになりますので、今後の活躍を期待しています。」とコメントしています。

4Kの需要は2020年の東京オリンピックに向けて今後益々高まっていくと思いますが、ローデ・シュワルツ・ジャパンは引き続き最先端の映像技術、システムを皆様にご提供してまいります。

本製品に関する詳しい情報は、こちらをご参照ください。

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ローデ・シュワルツについて

Rohde & Schwarzグループ(本社:ドイツ・ミュンヘン)は、無線通信の分野に特化し、電子計測、放送、安全な通信、無線監視と電波探知において世界をリードしています。80年前に設立され、世界70カ国以上に拠点を持ち、約9300人の従業員を擁しています。グループの年商(会計年度2012/2013)は、19億ユーロに上ります。