ハイエンド・ベクトル・ジェネレータR&S SMW200A

20 GHzモデル販売開始

ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社(本社:東京都 新宿区 代表取締役: 笠井伸啓)は2014年6月16日から、ベクトル・シグナル・ジェネレータR&S SMW200Aシリーズの20 GHzモデルの発売を開始いたします。

R&S SMW200Aは昨年5月の発売以来、高いアナログ性能による業界最高レベルのパフォーマンス、タッチパネルの直感的なGUIで研究開発の方々に高く評価されています。さらに高い周波数の要求に応えるため、対応周波数を20 GHzまで拡張いたしました。これにより、R&S SMW200Aは業界初の1ボックスで2系統の出力が可能なマイクロ波・ベクトル・シグナル・ジェネレータとなりました。
R&S SMW200Aは今までの無線通信だけではなく、宇宙航空/防衛産業の分野へ対応範囲が広がります。ユーザはR&S SMW200Aの各ポートの出力周波数を3 GHz、6 GHz、20 GHzから選択でき、目的に沿ったより柔軟な構成が可能です。


2系統の位相が同期した信号の出力を簡単に
R&S SMW200Aが20 GHzまで拡張されたことにより、航空宇宙/防衛産業のアプリケーション、例えばフェーズド・アレイ・アンテナに有効です。フェーズド・アレイ・アンテナの調整には位相が同期した信号が必要です。一般的に20 GHzまでの2系統の位相が同期した信号を出力するには2つのシグナル・ジェネレータを用意し、リファレンス信号、ローカル信号の共有など信号源同士のケーブル接続を行います。さらにケーブルの長さを考えた細かい調整も必要でした。しかしR&S SMW200Aでは、ボタンひとつで簡単に2系統の位相が同期した信号が出力可能です。今まで熟練の作業者が行っていた設定の手間を省き、誰でも簡単に位相が同期した信号を出力できるようになります。つまり、R&S SMW200Aを使うことで信号源の接続の問題、作業時間と手間を大幅に減らせます。

20 GHz、160 MHz帯域幅の信号を1台で
R&S SMW200Aは4つのベースバンドジェネレータを内蔵し、160 MHzという広い変調帯域幅で0.05 dBという極めて優れたフラットネスを実現しています。さらに周波数が拡張されたことによって広帯域のベクトル変調信号の出力が20 GHzまで可能となりました。これにより、今まではベースバンド信号源とアップコンバータを必要とした測定系もシンプルにすることができ、2つの信号源を必要とした希望波と妨害波の試験もR&S SMW200A 1台でできるようになります。

ここでご紹介したR&S SMW200Aに関する詳しい情報は、こちらをご参照下さい。

新オプションを搭載したR&S SMW200Aの推奨構成は以下となります。

型番
製品名
R&S SMW200A
ベクトル・シグナル・ジェネレータ本体
R&S SMW-B120
第1 RFパス100 kHz~20 GHz
R&S SMW-B220
第2 RFパス100 kHz~20 GHz
R&S SMW-B13T
ベースバンド・メイン・モジュール、2パス
R&S SMW-B10 × 2
ベースバンド信号発生器、リアルタイム120 MHz帯域幅
R&S SMW-B14 ×2
フェージング・シミュレータ
R&S SMW-K511
ARB用メモリ拡張512 Mサンプル
R&S SMW-B90
位相コヒーレンス

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ローデ・シュワルツについて

Rohde & Schwarzグループ(本社:ドイツ・ミュンヘン)は、無線通信の分野に特化し、電子計測、放送、安全な通信、無線監視と電波探知において世界をリードしています。80年前に設立され、世界70カ国以上に拠点を持ち、約9300人の従業員を擁しています。グループの年商(会計年度2012/2013)は、19億ユーロに上ります。