ワイドバンド無線機テスタR&S CMW500が、
LTE-A 3xキャリア・アグリゲーション・カテゴリ9のIPスループットを達成

 ローデ・シュワルツ社(本社:ドイツ ミュンヘン)は、2014年12月12 日、LTE-Advancedの3GPPリリース11に準拠したカテゴリ9のユーザ・プレーンのスループット試験を実施したと発表しました。

最新のQualcomm Technologies社製LTE-Advancedのモデムを利用して、LTEカテゴリ9のプロトコル・スタックのデータレートを満たすことを実証しました。このマイルストーンは、携帯電話事業者にLTE-A 3xキャリア・アグリゲーションの商用化にむけた明確な道筋を提供します。


 Qualcomm社の完全子会社である、Qualcomm Technologies社の最新LTE-Advancedのモデムに基づいたデバイスと、弊社のワイドバンド無線機テスタR&S CMW500を用い、被試験体であるデバイスに3つのダウンリンク・キャリアを使用しデータの受け渡しをするLTE-Advancedのネットワークをシミュレートしました。カテゴリ9デバイス用のRFおよびプロトコル試験を組み合わせ、利用できるプラットフォームとして、R&S CMW500は、RFからアプリケーション層まであらゆる検証をサポートしています。

試験は、帯域幅 20 MHz、ダウンリンクで450 Mbpsのユーザ・プレーンデータ転送速度を有する3つのダウンリンク・コンポーネント・キャリアのアグリゲーションをサポートするQualcomm Technologies社製LTE-Advancedのモデムを用い行われました。Qualcomm Technologies社のLTE-Advancedのモデムに基づいた商用端末により、将来のアプリケーションにわたり、世界的な携帯電話事業者が加入者に、より高いピークデータレートを提供することを可能にします。この試験は、サプライチェーン全体の利益につながるものであり、LTE-Advancedの3キャリア・アグリゲーション機能の商用化へのスピードの向上に貢献します。

R&S CMW500は、T&M機器で最も柔軟性を必要とする、テストラボに最適です。ワイドバンド無線通信テスタは、将来的にIPカテゴリ9に準ずる性能試験の実施だけでなく、カテゴリ10までに必要な450 Mbpsのデータ転送速度の高度な試験のために必要な性能を提供します。また、使用するスペクトルおよび帯域幅におけるバンドの使用に制限なく、2×2または4×2のMIMOを含む20 MHz帯域幅を有する3ダウンリンクのコンポーネント・キャリアをサポートします。これまでは、LTE-Advancedのキャリア・アグリゲーションのシナリオは、通常、最大帯域幅20 MHzとダウンリンクで300 Mbpsの(カテゴリ6)の総データ・レートを持つ2つのコンポーネントキャリアで実装されていました。カテゴリ9性能基準に準じ動作するデバイスにより、ダウンリンク・スループットを最大150 Mbps増加させることを可能にします。

 LTE FDD/ TDD 3xダウンリンク・キャリア・アグリゲーションのシミュレートが実施できる、ワイドバンド無線機テスタR&S CMW500のソフトウェアオプションは現在、ローデ・シュワルツから入手できます。
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ローデ・シュワルツについて

Rohde & Schwarzグループ(本社:ドイツ・ミュンヘン)は、無線通信の分野に特化し、電子計測、放送、安全な通信、無線監視と電波探知において世界をリードしています。設立から81年、世界70カ国以上に拠点を持ち、約9800人の従業員を擁しています。グループの年商(会計年度2013/2014)は、約18億ユーロに上ります。