HDMI 2.0 6 Gbps対応ボード2種をリリース

 ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役:Klaas Hoekstein)は、2015年1月28日より、ビデオ・テスタ R&S VTシリーズの新オプション、HDMI RX/TX CTS用モジュール R&S VT-B2362および 、HDMI/MHL TDAモジュール R&S VT-B2380の販売を開始します。

HDMIの最新バージョンは、AV機器の4K対応の普及に大きな役割を果たしています。
今回リリースするHDMI 2.0 6 Gbps対応の2つのテスト・モジュールは、最新の4K製品の開発を支援します。


6 Gbpsプロトコル試験対応
HDMI RX/TX CTS用モジュール R&S VT-B2362は、HDMI 2.0で6 Gbpsのスピードに対応したことに伴い、新しく追加されたHDMIプロトコル認証試験に対応できる、ビデオ・テスタ R&S VTシリーズのオプションです。このモジュール1台で、6 Gbpsのスピードに対応した試験信号の生成と、解析を行うことができます。
モジュールのリリースと同時に、HDMI 2.0のロゴ認証試験で新たに定義された、HF 1-10(Source TMDS Protocol-6 Gbps-TMDS Bit Clock Ratio)をはじめとするソース※1試験項目および、HF 2-5(Sink TMDS Protocol-6 Gbps-Scrambling)と、それ以降のシンク※2試験項目を追加いたしました。詳細な試験項目については、弊社ウェブページのビデオ・テスタ製品情報に掲載しているデータシートをご覧ください。

6 Gbps TDA(タイム・ドメイン解析)対応
HDMI/MHL TDAモジュール R&S VT-B2380は、コンパクトなサブ・サンプリング※3・ベースのTDAオプションです。優れたコストパフォーマンスと利便性を特長とし、簡単なセットアップによりHDMIプラグから直接測定を行うことができます。 電気的特性試験では、基本的な信号の電圧レベル、タイミング等を確認し、HDMI機器の回路やポート不具合、ならびに、ケーブルが規格に準拠しているかを測定します。ローデ・シュワルツの高周波ケーブルとHDMIテストアダプタ(HDMI TYP A治具 R&S VT-Z2385)によって、測定対象の機器と本モジュールを接続して測定を行います。測定のセットアップが完了すれば、あとは測定器が自動的に測定対象信号を選択し、アイ・ダイアグラム解析などHDMI規格に準拠した形でTMDS信号測定を行うため、これまでのように試験セットアップに煩わされることがありません。

使用用途
ビデオ・テスタ R&S VTシリーズは、部品メーカやテスト・ハウスだけでなく、エレクトロニクス市場向けのセット・トップ・ボックス、プロジェクター、ブルーレイ・プレーヤー、セット、テレビなどのAV機器の開発設計や、生産に広く使用いただいています。今回の2つの新しいオプションのリリースによって、HDMI 2.0の試験項目を広くカバーする測定環境をひとつの測定器で提供いたします。従来のように、複数の測定器を用意する必要はなくなり、R&S VTシリーズの自動測定機能を利用して、プロトコル層とHDMIインタフェースの物理層のテストを包括的かつ高速に実施することが可能になります。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― <注釈>
※1)ソース(Source)とは
ブルーレイ・プレーヤーや、TV受信セット・トップ・ボックスのような、HDMIの信号を発生する機器

※2)シンク(Sink)とは
TVのようなHDMI信号を受信する機器

※3)サブ・サンプリングとは
対象の信号のデータスピード(周波数)の2倍以下のスピードでサンプルする方式。

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ローデ・シュワルツについて

Rohde & Schwarzグループ(本社:ドイツ・ミュンヘン)は、無線通信の分野に特化し、電子計測、放送、安全な通信、無線監視と電波探知において世界をリードしています。設立から81年、世界70カ国以上に拠点を持ち、約9800人の従業員を擁しています。グループの年商(会計年度2013/2014)は、約18億ユーロに上ります。