DOCSIS 3.1対応マルチチャネル放送信号発生器をリリース

 ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役:Klaas Hoekstein)は、2015年2月6日から、DOCSIS 3.1対応マルチチャネル放送信号発生器R&S CLGDの販売を開始します。

 R&S CLGDは、DOCSIS 3.1に対応したケーブル・テレビ・ネットワークをシミュレートできるテスト機器です。DOCSIS 3.0/3.1、DVB-C、アナログTV信号の生成が可能で、ケーブル伝送におけるあらゆる伝送負荷試験が可能なため、民生機器や、プロ用機器のメーカーだけでなく、ケーブルネットワーク事業者にも新しいサービスに向けたチャネル・プランの検証にご使用いただけます。


 R&S CLGDは、DOCSIS 3.0/3.1、J.83 (Annex A/B/C) 、アナログ・テレビの信号を複数チャネル、同時に生成できる初めての測定器です。ダウンストリームまたはアップストリームの動作モードそれぞれで、考えられるあらゆるチャネル負荷シナリオをシミュレーションすることができます。

R&S CLGDのダウンストリーム・モードでの周波数範囲は47 MHz~1794 Hzで、最大192 MHzの帯域幅のDOCSIS 3.1信号を最大6チャネル生成できます。各チャネルのレベル、周波数、符号化率、コンスタレーションを個々に設定することができます。また、ケーブルQAM信号やアナログTV信号をDOCSIS 3.1信号の間や隣接チャネルに同時に生成することができます。 アップストリーム・モードでの周波数範囲は、5 MHz~204 MHzで、DOCSIS 3.1のOFDM信号とDOCSIS 3.0 TDMA/CDMA信号とを自由に組み合わせて、同時に信号生成できます。

 柔軟なマルチチャネル信号生成機能により、R&S CLGDは、チューナ、ケーブルモデムおよびCMTSのアップストリーム受信部のテストに最適で、主に隣接チャネルに存在するQAMまたはTDMA/CDMA信号が、DOCSIS 3.1信号の受信にどのような影響を与えるかを試験できます。さらに、R&S CLGDは、ガウスノイズ、反射および狭帯域干渉などの異なるタイプの干渉要素を追加することにより、より現実的なシミュレーションが行えます。また、リニアリティケーブル・アンプまたはE/O変換器(※1)の変調を測定するのにもご使用いただけます。

 R&S CLGDの直感的なグラフィカルユーザインタフェース(GUI)により、複雑なテストシナリオを簡単に設定することができます。R&S CLGD操作は、Web GUIを利用して外部PCを利用します。SCPIを介したリモート制御や、SNMPを利用して自動試験システムの構築も容易です。

R&S CLGDの詳細な情報については、こちらをご参照下さい。

<注釈>
※1)E/O変換器:Electrical/Optical変換器。電気信号を光信号に変換する装置

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ローデ・シュワルツについて

Rohde & Schwarzグループ(本社:ドイツ・ミュンヘン)は、無線通信の分野に特化し、電子計測、放送、セキュリティ通信、無線モニタリング、サイバーセキュリティにおいて世界をリードしています。設立から81年、世界70カ国以上に拠点を持ち、約9800人の従業員を擁しています。グループの年商(会計年度2013/2014)は、約18億ユーロに上ります。