5G や高速無線通信の機器評価を実現する
OTA パワー測定ソリューションをリリース

 ローデ•シュワルツ•ジャパン株式会社 (本社:東京都 新宿区 代表取締役:Jacques Jourda) は 2016年12月2日に、R&S®NRPM OTAパワー測定ソリューション を発表いたします。本ソリューションは、5G や高速無線通信の機器に対して、効率的な評価を実現する革新的なソリューションであり、無線機器の開発や製造の現場で、 ビームフォーミングを搭載した機器のビームの指向性の確認を効率よく行うことができます。


5G や高速無線通信では、送信アンテナとして複数のアンテナ素子を配列したアレイアンテナが採用され、ビームフォーミング技術を用いた指向性の高い電波による通信が行われます。 そのため、ビームフォーミングを搭載した機器のビームの指向性の確認に有効なOTA(Over the Air)による評価がこれまで以上に重要になります。ローデ・シュワルツが提供する R&S® NRPM OTA パワー測定ソリューションでは、シンプルな測定セットアップでDUTのパワー測定・校正とビームフォーミングの評価を行うことができます。

このソリューションが対応する周波数範囲は、27.5 GHz ~ 75 GHz と広く、5G(28 GHz帯)だけでなく、IEEE 802.11ad や IEEE 802.11ay (55 GHz ~ 66 GHz)といった 高速無線通信規格の測定にも対応します。


R&S® NRPM OTA パワー測定ソリューションは、アンテナ・モジュールと3チャネル・センサ・モジュールの2つのモジュールで構成されています。


● R&S® NRPM A66 アンテナ・モジュール


R&S® NRPM A66 は、単一偏波面のビバルディ・アンテナとパワー検出のためのダイオードが統合されたアンテナ・モジュールであり、優れた測定確度(< 0.2 dB) と線形性を備えています。これによって、アンテナが受信する信号のパワーを直接測定することができ、測定ケーブル等による損失を考慮する必要がなくなります。 複数のアンテナ・モジュールを用いて、ビームフォーミングの評価も可能です。


● R&S® NRPM3 3チャネル・センサ・モジュール

R&S® NRPM3 は、アンテナ・モジュールを3本まで接続することができるセンサ・モジュールです。 複数のセンサ・モジュールの同時使用が可能なため、 多ポイントでの測定が必要なビームフォーミングの評価にも、安心してお使いいただけます。


● パワー測定の実行と測定データの収集

付属の R&S® Power Viewer Plus ソフトウェアを使用すれば、センサをPCに接続して、最大3チャネル・パワー・センサ・モジュール4台分 、 合計12本のアンテナ分のパワー測定と測定結果のグラフ表示を簡単に行うことができます。 また、再現性の良い測定結果を得るために不可欠な、 R&S® TS7124 シールド・チャンバおよび R&S® NRPM-ZD3 ケーブル・フィードスルーも取り揃え、統合された測定環境を提供します。


詳細情報は、こちらをご覧下さい。


[製品写真]


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ローデ・シュワルツについて

Rohde & Schwarzグループ(本社:ドイツ・ミュンヘン)は、無線通信の分野に特化し、電子計測、放送、セキュリティ通信、 無線モニタリング、サイバーセキュリティにおいて世界をリードしています。設立から81年、世界70カ国以上に拠点を持ち、 約9900人の従業員を擁しています。グループの年商(会計年度2014/2015)は、約18.3億ユーロに上ります。