5G -6 GHz帯以上の新しい周波数帯におけるチャネル測定

広帯域幅および5Gに向けた高いデータレートの要求のため、今日実装されている6 GHz以下のセルラ・ネットワークと比較して高いキャリア周波数を採用することが必要となります。

6 GHz以上、さらには60 GHz以上の周波数の活用が多くの研究プロジェクトで議論されています。業界全体で、新しい周波数帯ではどのように広帯域信号が伝搬するかを学習しておく必要があります。チャネル・サウンディングは、無線チャネルを、各マルチパス成分の無線伝搬経路を分解することで特性付けることを可能にするプロセスです。この情報は、チャネルを介したデータを伝送する堅牢な変調方式を開発するために不可欠です。現在、数多くのチャネル測定についての研究が、特定の周波数帯と特定の環境について言及されており、6 GHzを超える周波数帯におけるチャネル・モデルにおいて定義することができるようになります。したがって、携帯通信事業者、研究機関、大学、その他、各業界の研究者は、3GPPなどの標準化団体のために、チャネル・モデルを定義する大規模なチャネル測定キャンペーンを実施しています。


6 GHz以上におけるチャネル・サウンディング・チャレンジ

より高い周波数における伝送路特性と、従来の6 GHzまでの周波数特性が明確に区別されるようになることが期待されています。

  • 伝搬ロスが明らかに大きいため、ミリ波領域において高指向性ビームフォーミングが求められています。
  • 酸素および水による吸収(例えば、雨や湿気による損失)が70 GHz以下と100 GHz以上の特定の帯域において200m以上の距離を考慮する必要があります。
  • 無線チャネルの時間選択性は十分高速のため、TDD技術が適しています。
  • ほとんどの障害物で強い減衰があり、たとえ木の葉ですら減衰・反射します。
  • 見通し(LOS)条件が常に確保できるわけではないため、非見通し(NLOS)通信が不可欠です。

チャネル・サウンディング用5Gテスト・ソリューション

ローデ・シュワルツが提供するチャネル・サウンディング・テスト・ソリューションは、時間領域でのチャネル・インパルス応答(CIR)の直接測定を可能とします。個別の機器を使用することにより、ネットワーク・アナライザを使用したテスト・セットアップよりも、全帯域幅にわたってはるかに高速なCIR測定が可能となります。R&S®SMW200AとR&S®FSWは、非常に高安定な基準周波数を提供しています。そのため、パワー遅延プロファイル測定を同期せずに実行できるため、長距離にわたる屋外チャネル測定に最適なソリューションです。

ローデ・シュワルツが提供するチャネル・サウンディング・テスト・セットアップは、R&S®FSWの高い受信感度と、超低ノイズ・パワーアンプによる業界最高のダイナミックレンジを提供します。さらに、直接スペクトラム拡散(DSSS)チャネル・サウンディング・メソッドの処理をも実現しています。

プレス・記事はこちら:Rohde&SchwarzとFraunhofer HHIが5Gミリ波チャネル・サウンダ・ソリューションを実現!


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